筋肉少女帯/ステーシーの美術

1. FIST OF FURY
洋楽のカバー。導入部。

2. 銀輪部隊 ★★★★
つまりこれは人生です。多くは語るまい。
詩だけなら再殺部隊より泣けました。

3. おもちゃやめぐり ★★★★
本城ポップスの炸裂。
命を張って戦ったヒーロー達を賛美し、そんなヒーロー達のように大切な人間のために死ねるかどうかを自らに問う。隣には大切な人間たるおもちゃ屋巡りに呆れながらも付き合ってくれる恋人。
うう、切なさがありますね。

4.トゥルー・ロマンス ★★★★
戦死した男がゾンビとして蘇り、恋人ととの愛溢れる再開を描いたロマンティックな名曲。
これもポップスですが曲というよりは舞台というかロックミュージカルというか。ホーンを入れたり今までありそうでなかった曲です。

5. 再殺部隊 ★★★★☆
その手のファンにはたまらないであろう橘高高速クラシカルメタル。ギターソロはここぞとばかりにアピールしまくってます。
そしてオーケンの小説じみた悲劇的な詩。実際彼はこの曲モチーフに本を書いてしまいました。
文学メタルって新しすぎるでしょ。

6. 星座の名前は言えるかい ★★★★
超感動的なキラキラポップス。これをカラオケでメンヘラちゃんの前で歌えば一発で惚れられること間違いなし！
「死にたいのかい？ 大丈夫 僕も消えたいから」
どうしようもないほど死にたくなったらオーケンに慰めてもらいましょう。
曲はKISSをイメージしてるらしい。

7. リテイク ★★★☆
アコースティックかつクラシカルな、ドラマティックに仕立て上げた壮大、感動のバラード。レコーディング中、橘高さんが泣いてしまったらしいです。
後半、オーケンの語りからの叫びは感涙ものです。人生を撮り直せ！
個人的にはこれがラストトラックであとはボートラみたいなもん。

8. モコモコボンボン ★
残りは内田曲。
シュールな世界観です。ふざけてるかと思えばサビで悲しくなるし、あーでもやっぱりくだらねえｗ コミックソング。

9. 子犬にしてあげる ★★☆
ぱっと聴くとほんわか優しいメロディで男と犬の戯れを歌ったように聞こえます。
しかしよーく聞くとマジキチであることに気づく。

10. 鉄道少年の憩 ★★★
メタルっぽいハードロックにのせて大槻ケンヂが語る語る。ソロでは橘高さんを堪能できます。
鉄道マニア？いえ、ただのキチガイです。
仕上げの落語っぽい部分がおもしろい。

11. FIST OF FURY 〜再生〜
洋楽のカバー。語り入りです。

総評
前半メタル、後半ポップス、変態曲という構成は後期筋少のアルバム構成。
このアルバムはそれの走りです。