メリー/PEEP SHOW

4th

1.PEEP SHOW
お得意レトロでジャジーなインスト。

2.狂騒カーニバル ★★☆
リズミカルなイントロで始まる、二分程度のテンポいいレトロパンク。
今までのオープニングナンバーと比較すると若干インパクトが薄いかもしれません。

3.センチメンタル・ニューポップ ★★★☆
こちらのほうがインパクトありますね。
バックのカオスな轟音がすげェ・・・
それでいてセンチメンタル感じさせる楽器隊とボーカル。
ニューパンクです。

4.さよなら雨(レイン) ★★
メジャー1st哀愁歌謡シングル。
しかし何かあざとすぎるというか、狙いすぎてるというか、この露骨な哀愁さが鼻につく!
詩も大衆受けを狙った失恋したけど前向くよ系。

5.PEEP♂HOLE
ジャズバーにいるかのようなインスト。 大人しめ。

6.BLUESCAT ★★
スキャット混じりで鼻声、気怠げに人生論歌うボーカルが、場末のバーの哀れな歌い手のおばさん感出してます。
この世界観はメリーにしか出せんわ。

7.林檎と嘘 ★★★★
曲だけ聴くと、なんか早朝のニュース番組の天気予報の後ろで流れでそうな爽やか哀愁ポップ。
最初と最後の昭和っぽいピアノがいい味出してます。

8.レトロフューチャー
一辺倒な捨て曲パンク。

9.高層ビルの上でラストダンス ★★
無難なレトロック。んまあラストダンスっすね。

10. PLTC ★★
キチガイ曲。デパートや電車の中であうあう暴れる知おっと不謹慎な比喩はいけない。

11. キマッてる太陽 ★★★
二分半を全力で駆け抜ける歌謡パンク。
何か所々アホっぽいギターや世捨て人的ボーカル、興奮してるベースが混合して独特の雰囲気出してます。

12. 窓から逃げたラブソング ★★☆
涙腺を緩めようとする青春パンキッシュながらも古風なラブソング。
ツボる人はツボるんじゃないでしょうか。

13. PEEP♀HOLE
切ねえインスト。

14. nameless night〜名もなき夜〜 ★★★★☆
メリーのアルバムに1、2曲入る、ボーカルの人生哲学を全面に押し出したいいこと歌う定番ナンバー。歌謡な歌モノパートから変則的にリズムが変化し、パンクパートに入り眠れない!眠れない!叫び疾走します。
「一日の時の長さは誰にでも平等だから 立ち止まる暇なんてないから」
眠れない夜向けの曲ですが、朝に聴いて自分に活をいれたいです。

15. 妄想rendez-vous ★
蛇足。
ぼくは大体前の曲で停止ボタン押してしまうので印象薄いです。
サビが壮大ポップとしか・・・
10/19追記 ★★★
いや、よく聴くと中々いい締めになってますよこれ。全ての悩みを吹っ飛ばし、前向きに現実に立ち向かっていこう感がでてます。
この人生賛歌ポップは後の「閉ざされた楽園」にも繋がりが。

総評
何だか都会的なアルバムです。

中古邦楽CDメリー / PEEP SHOW

→M.E.R.R.Y(5th)
http://d.hatena.ne.jp/munasea49/20120918/1347923811