Laputa/誘惑〜new temptation〜

1.Input device 5678>>> Gone Rock Shit Hatch
意味不明なタイトルのデジタルインスト。

2.New Temptation ★★★★
タイトルトラック。
シングル、Brand-new colorの系統のメロディアスなデジタル名古屋ソング。そんな音が聴けるのは後期Laputaだけ! ネタ切れでピコピコし出したんじゃありません!

Everything ★★★
心臓を打つかのようなベースが印象的。同じ輝く星さえ見えぬ都会、ネオンの洪水夢遊病の群れの中でも、LUNA SEAがフゥゥゥウウウしながら闊歩するのに対し、Laputaは孤独に黙々と歩き続ける印象。

Night and Day ★★★☆
イントロのギターがこちらのテンションを煽ります。デジタルサウンドとビジュアル系サウンドが上手く融合してますね。ナイアンデーと悩んで〜をかけてます。

Last ★★☆
今まで深夜の都会にいるような曲群だったのに、打って変わって田舎の日だまりの中に里帰りしたかのような穏やかポップス。詩も、流れぶったぎってラブソングになったと思ったらドラムの人の作詞でした。

Dummy ★★☆
今度は作曲までし始めたドラムの人。無難なデジタルロック。都会に戻ってきました。
犯された世界なんちゃーらーのサビがなんかダサいけど、入る前の切なさはいいね。

Generator ~Bad Vibes Generation~ ★
変な男の英語演説から入る捨て曲。全体的にDQN臭い曲なのに、サビだけ儚げになります。

Target ★★
曲名どおり、ターゲットにされたような緊迫感を出すフレーズが前面に出てます。サイバーなロック。それでもやはりサビだけは儚げ。

Walk on ★★★
後ろはテクノ全開。そんなピコピコパコパコした中で、重いグルーヴを出すベースが、夜に都会を憂鬱げに歩き続けるakiを上手く表現してます。
サビ前が小室哲哉っぽい。

Love Song ★★☆
浮遊感を上手く出した広がりのあるなデジタルサウンド。そろそろ食傷気味。

Kiss in the Clouds ★★★★
バンドサウンドはほとんど消え、もはやベースのソロ作といった印象。
シングルの深海から取っつきやすさを取り除き、世界観を重視させたような感じです。寂しげで儚く切ない。
なんだか終末後っぽい。デジタル浄化END。

Output device 9>>>0 NineDay’sWonder
意味不明なタイトルのデジタルインスト2。前の曲で終わらせといたほうが良かったです。

総評
青ベストで十分・・・と言いたいですが、誘惑あたりは名曲なので、安く売ってたら購入をお勧めします。
夜の都会を歩きながら聴きたいアルバムです。

中古邦楽CDLaputa / 誘〜New Temptation〜惑